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<カヌー>花岡ゆらら(佐賀県カヌー協会)が若手世界最高峰大会に初出場 「得意のスタートダッシュで勢いを」
オリンピックでの活躍が期待される若手有望選手の世界最高峰の大会「カヌースプリント オリンピックホープス」が7~10日、ポーランドで開催される。カヤックU―15に佐賀県カヌー協会の花岡ゆらら(14)が初出場する。「まずはA決勝(9位以上)に進出することが目標」と初めての世界大会に力を込める。
福岡県飯塚市在住。家の近くにあったカヌー教室に小学1年から通い始めた。同市の中学への進学と同時に、一度は陸上競技に専念したが、カヌーへの思いを断ち切れず、中1の途中から練習施設が充実している佐賀県で再開。現在は土日と、夏休みは週4日、福岡から約2時間をかけて、佐賀市の富士しゃくなげ湖水上競技場や神埼市のB&G海洋センターに通っている。
練習再開した直後の学年別の全国大会で優勝。2年時も頂点に立った。昨冬からは、陸上での練習も強化し、ラグビー日本代表など多くのトップ選手が取り入れている自転車型の機器で、心肺機能や筋力アップに励んできた。今年3月にあった海外派遣選手選考会ではU―15年代の1位になり、初めてジュニア日本代表をつかんだ。
花岡は200メートルと1000メートルに出場する。「海外の選手たちに臆さないことが大事。得意のスタートダッシュで勢いに乗り、逃げ切る展開に持ち込みたい」と大舞台で飛躍を誓う。(鶴澤弘樹)
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