新着情報
SAGAスポニュース
辻発彦さん(小城市出身)「失敗から学ぶ姿勢」大切に プロ野球・西武ライオンズ前監督が講演
小城市出身でプロ野球・西武ライオンズ前監督の辻発彦さんが21日、鹿島市民文化ホールSAKURASで講演した。“常勝軍団”と呼ばれた西武の強さの秘密や、監督として2度のリーグ優勝に導いた指導法などを語った。
辻さんは佐賀東高卒で、日本通運を経て1984年にドラフト2位で西武に入団。走攻守そろった二塁手として西武の黄金期を支えた。99年の現役引退後はヤクルトなどでコーチを務め、2017年に西武の監督に就任。6シーズン指揮を執り、18、19年にはリーグ連覇を成し遂げた。
辻さんは遅咲きの25歳でプロになった際に「ユニホームを脱ぐ時に悔いが残らないよう必死で頑張ろうと思った」と話し、当時の森祇晶監督の下で「選手たちが勝つために話し合い、考えることでチームワークが強くなった」と振り返った。
選手として成長するためにはコーチや監督の助言を「素直に聞いて、素直に取り組むことが一番大事」とアドバイス。指導に関しては「野球は失敗のスポーツで、打席で7回失敗しても、3回打てれば打率3割で一流の打者になる。失敗してもどう対処するかが大事で、頭ごなしではなく、選手に話を聞くことを大切にしてきた」と述べた。
講演会は県商工会議所青年部連合会が主催した。(山口源貴)
佐賀新聞RSS佐賀のスポーツニュースをお届けします。
2024年10月9日「優勝だけを目指していた」悔しさにじむ3位 ラグビー少年男子、佐賀県代表の佐賀工高 奈良に19―38 SAGA2024国スポ
2024年10月9日「今まで頑張ってきてよかった」 フェンシング少年女子フルーレ奮闘6位 世代別代表経験者と渡り合う SAGA2024国スポ
2024年10月9日村濱裕紀(チームSSP)が今大会初パーフェクト「団体戦に向け自信に」 ボウリング成年男子個人予選 SAGA2024国スポ
2024年10月9日諏訪間新之亮(自衛隊)痛みこらえ堂々「銀」 攻めた最後の1秒まで レスリング成年男子フリースタイル65キロ級 SAGA2024国スポ
2024年10月9日小柴伊織(日体大)けがを乗り越え準V レスリング成年男子フリースタイル74キロ級 SAGA2024国スポ