<ラグビー男子7人制>日本代表候補が合宿 パリ五輪での飛躍期す佐賀工高OB 福士萌起、松本純弥、津岡翔太郎

今夏のパリ五輪でメダル獲得を目指すラグビー男子7人制の日本代表候補合宿が、10日まで福岡市で行われている。昨年11月のアジア予選で五輪出場権獲得に貢献した佐賀工高出身の福士萌起、松本純弥、津岡翔太郎が代表入りに向けて汗を流している。

今回の合宿には14人が参加。9日に行われた公開練習では、タックルで倒した相手からボールを奪い取る「ジャッカル」の動きやラインアウトからの展開などを確認。細かくコミュニケーションを取りながら連係を深めた。

練習で対人の強さを発揮した津岡は、「選手間の競争はあるが、そこは見ていない。(五輪に)出てメダルを取ることだけを考えている」と強調。好調を維持している福士も「ここから新しいことをするわけではなく得意なプレーを出していく」と力を込めた。

松本は、周囲の選手と積極的に対話した様子で、「とにかく五輪に向けてチャレンジしている。(合宿直後の)ドイツの大会でチームとしてやりたいことを体現したい」と意気込んだ。(小部亮介)

ラインアウトの練習に臨む津岡翔太郎=福岡市

練習中にコミュニケーションを取る松本純弥=福岡市

パスを受けてボールを運ぶ福士萌起=福岡市

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