新着情報
SAGAスポニュース
<県高校総体 ハンドボール>神埼清明、王者の貫禄 主将・友田起点に猛攻
残り8秒。主将の友田愛美莉が、空中でパスを受け、そのままゴールに押し込む「スカイ」を成功させ、優勝を決めた。ハンドボール女子決勝は、女王・神埼清明が14点の差をつけて佐賀清和を下し、その座を守った。試合終了のブザーが鳴ると、選手たちは飛び跳ねながらハイタッチで喜びを爆発させた。
友田はコートを縦横無尽に駆け回り、試合をコントロール。パスを回して攻撃の起点となり、相手選手を引きつけて得点につなげた。チームの持ち味である「堅守速攻」をベースに、自らも隙を逃さず点を奪った。
高校生の女子には高難度とされる「スカイ」。練習を一緒に重ねてきた、サイドプレーヤーの伊東凜歩は、友田を「一人でも朝練を続ける努力家」と評す。空中の友田とのタイミングが合わず苦労したというが、「これまでで1番いいパスが出せた。決めてくれてうれしくてたまらなかった」と声を弾ませた。
昨年は新型コロナウイルス感染症の影響で、インターハイが中止になった。「全国に行けなかった先輩の気持ちをプレーに込めて試合に臨んだのでよかった」と友田は安堵(あんど)の表情を浮かべ、「全国選抜では8強まであと少しだった。次は必ず」とリベンジを誓った。(西浦福紗)
佐賀新聞RSS佐賀のスポーツニュースをお届けします。
2024年5月7日<全日本学童軟式野球佐賀県大会>110チーム、5月11日から熱戦
2024年5月7日<アスリートの誓い(39)>トライアスロン 石関玲於(チームSSP)「佐賀に恩返し」体調不良克服
2024年5月7日<脚光のキセキ>再会 九州地区高校野球 神村学園高校 正林輝大/唐津商業高校 加茂翔夷
2024年5月7日<佐賀バルーナーズ>名古屋Dに敗れ最終戦飾れず 佐賀68―80名古屋D