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<バスケWリーグ>三菱電機監督・古賀京子さん(佐賀清和高出身)母校で指導

バスケットボール女子のWリーグ・三菱電機コアラ―ズ(名古屋市)の古賀京子監督が4月下旬、出身校の佐賀清和高などで国体少年女子の強化メンバーを指導した。古賀監督は「個人のスキルは高い。もう少しコミュニケーションがとれれば、もっとうまくなる」と選手同士の連係を求めた。

佐賀市出身の古賀監督は、高校在学中に全国選抜16強を経験。1995年から10年間、三菱電機でプレーした。現役生活を終えた後もチームを支え、2016年から指揮を執る。地元に帰省した際は母校で技術を指導してきた。今回は佐賀県が推進するSAGAスポーツピラミッド構想(SSP構想)の事業の一環で実施した。

4月23日の練習で古賀監督は「体幹がしっかりしていないとパスが浮き、相手にボールを奪われることが増える」などと具体的に説明。指導に熱が入り、プレーに加わる場面もあった。

練習を見つめた古賀監督は「バスケはサイレントではできないよ」とも指摘した。選手同士が会話をすることで、より連係を深められると強調し「バスケができる楽しさを伝えていきたい」と話した。

指導を受けた佐賀北高2年の陣内純さん(16)=佐賀市=は「パスの出しどころやドリブルの使い方など、自分が意識できていなかった部分を学ぶことができた」と話した。チームではポイントガード(PG)としてプレーしており「もっと判断の質を上げ、得点をアシストできれば」と力を込めた。(小部亮介)

古賀京子さん(左)の指導を受けながら、プレーに臨む選手ら=佐賀市の佐賀清和高


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