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柔軟性、栄養の大切さ学ぶ 中高生アスリート、SSP構想事業で

競技の垣根を越えて心と体を鍛える場をつくろうと、佐賀県は17日、佐賀市のSAGAプラザで「SSPクロスキャンプ」を開いた。県内の中高生10人が参加し、柔軟性の大切さや、体に必要な栄養について学んだ。

日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナーの岡戸敦男さんらが講師を務めた。岡戸さんは「筋肉を正しく動かすためには柔軟性が必要」と説明。お尻やハムストリングなど、筋肉ごとに適したストレッチを教えた。

参加者は寝転がって筋を伸ばしたり、2人一組になって関節の可動域を確認したりした。体を動かす前には、味の素(東京都)のエネルギーを補給するゼリーなどを摂取し、糖やアミノ酸といった栄養素の知識も深めた。

バレーボール部の古賀淳晟さん(佐賀学園高1年)は、「足首をねんざしやすいので、教えてもらった足首のストレッチを取り入れたい」。女子サッカー「みやきなでしこクラブ」に所属する溝口葉月さん(鍋島中2年)は、「けがをしないためにストレッチが大切だと分かった。部位の役割を理解して鍛えたい」と話した。

取り組みは、トップアスリートの育成とスポーツの裾野拡大を目指すSAGAスポーツピラミッド構想(SSP構想)の一環として企画された。(草野杏実)

柔軟性を高めるエクササイズをする参加者たち。右は講師の岡戸敦男さん=佐賀市のSAGAプラザ


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